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うつくしく

病害虫防止の工夫

植物は、病気になったり、害虫などの被害を受けることがあります。そんな時には、ちょっとした工夫や対策でそれらを避けることができます。

■マルチング

マルチングとは、畑の表面をわらや草、プラスチックフィルムなどで覆うことをいいます。マルチともいい、畑の水分や温度を保持したり、病害虫を防除したり、草などを生やさないなどの効果があります。また、土壌伝染性の病害を予防することもできます。銀線の入っているマルチを使用することで、アブラムシが侵入しにくくなります。

■連作を避ける

同じ野菜や同じ科の野菜を同じ場所で連続して育てると、著しく生育不良になったり、枯れてしまうこともあります。

原因は様々ですが、地面の中にいるセンチュウ(線形動物)が増えて被害を及ぼすことも原因の1つです。

■良い苗を購入し、育てるときには風通しや水はけを良くする

「苗半作」といって、「丈夫な苗を購入することは、一作の半分を決めてしまう」ということわざもあるほど、良い苗を購入することは大切なことです。

良い苗とは、双葉がついている、下葉が枯れていない、葉全体が緑色である、全体がずんぐりとしている、病気や害虫の被害がない、ポットの裏側から白い根が出ているなど、これらを全てクリアしているものをいいます。

したがって、苗を選ぶときは、これらのことに注意し、慎重に選考します。また、接ぎ木苗を選ぶことも 重要です。

育てる時には、病害虫の発生を抑えるために風通しを良くし、病気にならないように水はけを良くしましょう。畝を高畝にするなどの工夫が有効です。

■トンネル栽培

野菜の苗や種を撒いたらすぐに防虫ネットで覆ってしまいましょう。これは、最初が肝心です。周辺に虫が一匹もいないことを確認して、それから防虫ネットをかけます。

もし虫が一匹でもいれば、防虫ネットをかけた後、トンネルの中が虫の天国になってしまうのです。

衛生害虫の区分と駆除
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